引き続き、月刊致知3月号に掲載されている西田文郎さんと林野宏さんの対談「運とツキは、こうして掴め」より。

エジソンというと
「天才とは1パーセントのひらめきと99パーセントの努力である」
という言葉が有名ですが、彼が残した言葉でこんなものがあるんですよ。

「ほとんどの人はこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行き着き、そこでやる気をなくしてしまう。いよいよこれからなのに!」

これはどういうことかというと、失敗ばかりでものすごく苦しい、これ以上できない、という心理的限界に達すると、多くの人たちはそこで諦めてしまうんです。なぜか。人と比べてしまうんですね。ここが一流と超一流の、厳然たる大きな差です。

人との比較でやっている人は、途中で苦しいことがあると諦めます。あるいは人より結果が上だと「まあ、十分やっているよな」と。

しかし、どこまでいっても満足しない、どんな苦しくても諦めない、自己の描いたイメージをとことん追求し続ける人がいるんです。それが超一流なのです。
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