いよいよ金峯山寺到着です。石段には「特別ご開帳」と書かれた看板があり、気分が盛り上がります。そして石段を登ると金峯山寺の本堂が見えました。大きく、立派な本堂です。それもそのはず、木造建築としては東大寺の次に大きな建物です。





本堂前の受付で拝観料千円を払い、堂内へ。受付で護摩木Deストラップ、堂内に入る時に靴を入れるエコバックを頂きました。堂内ではまず頂いた“護摩木Deストラップ”の護摩木の部分に願い事と名前を書いて、お寺の方に渡し、ストラップの部分を戻してもらいました。

そして、いよいよ蔵王権現像とご対面です。前回訪れた時、外陣の一番前に行かないと姿が見れなかったのを覚えていますので、一番前の部分に行き、像を拝観。記憶に残っていたイメージより、はるかに立派な像でした。そのお顔は厳しいようで、優しいようでもありました。三尊あり、中央が過去、向かって右が現在、左が未来ですので、三尊それぞれにお参りをし、改めて、今回、吉野を訪れて良かったと思いました。

次は内陣を拝観。祀られている像に手を合わせながら歩を進め、真ん中ほどあたりに来た時、本地堂に行けるようになっていましたので、そちらに行きました。三尊ある蔵王権現の本地仏は、中央の過去が釈迦如来、向かって右の現在が千手観音、左の未来が弥勒菩薩なので、本地堂には、釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩が祀られていました。

本地堂でのお参りが済むと再び本堂に戻り、内陣の拝観が終了すると、「発露の間」にお参りする列に並びました。前回訪れた時も発露の間が用意されていたのですが、時間がないということで入らなかったので、今回は是非、発露の間でお参りしたかったのです。

発露の間は、それぞれが障子で区切られており、周りを気にせず、蔵王権現像と一対一で向かい合うことが出来ます。しばらく待っていると私の番になり、障子で区切られた一部屋に入りました。外陣の最前列では像と目が合いませんでしたが、こちらでは目が合いました。外陣最前列と発露の間は距離にしたら少ししか変わりませんが、像の感じ方は全然違いました。発露の間で本当に素晴らしい時を過ごせました。

これで今年の奈良の旅は終了です。今年は平城遷都1300年で何度か奈良を訪れましたが、どの回も印象に残るお参りができました。平城遷都1300年祭の年に奈良の素晴らしい仏様とご縁が結べたことに感謝です。
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