吉野訪問メインの目的として、奈良に来ています。今日は室生寺、長谷寺、法起院を訪れました。

室生寺はそれほど混んでないと思っていましたが、多くの人が訪れていました。またお寺周辺も以前より賑やかになっているように感じました。

弥勒堂では中央に弥勒菩薩立像、右壇に釈迦如来坐像、左壇に役行者像が祀られていました。以前は仏像があまり良く見えなかった記憶がありますが、今回はよく見えるようになっていました。釈迦如来坐像は今年東京で開催された会津八一展でお会いしたので、久しぶりに再会したような気分でした。

金堂の内陣拝観は入山料とは別に拝観料400円が必要で、散華と十二神将がプリントされた封筒大の大きさのクリアファイルを頂きました。金堂内陣の特別拝観は昨年も経験しており、その時のことをブログに書いていますが、前回よりもはっきり見える気がしました。位置とかは変わらないので、照明が変わったように思いますが、どうなんでしょうか。

向かって右から、地蔵菩薩像、薬師如来像、釈迦如来像、文殊菩薩像、十一面観音像が祀られており、それらの前に勢揃いした十二神将像が安置されていました。十二神将が全て揃うのは何十年ぶりとのことです。
また、売店の方が釈迦如来像の背後に帝釈天の曼荼羅を描いた国宝の板絵があると話され、右側から見ると確かに背後に絵がありました。曼荼羅については言われるまで全然気づきませんでした。

いずれも素晴らしい像で時間を気にせず、ゆっくりと拝観していたい気分でしたが、バスの時間もありますので、金堂を出て、次は灌頂堂です。こちらには日本三大如意輪観音像の如意輪様がいらっしゃいます。着座して拝観していましたが、少し距離があるので、単眼鏡を用いて拝観するとお顔がよく分かりました。

灌頂堂では御朱印をお願いしましたが、室生寺は以前より御朱印の種類が増えたと思います。以前はなかったと思う(?)十一面観音の御朱印を頂きました。

五重塔などを拝観し、帰る時に最初に御朱印を頂く場所を見ると西国番外の御朱印まであったのは少し驚きました。





バス停に向かう途中、いつも購入する“よもぎが入った回転焼き”を今回も購入しました。一個から買えますので、是非、どうぞ。



室生寺の次は長谷寺を訪れました。観音像の足元に触れることができる特別拝観をやっていましたので、二度目となりますが、足元を触って、ご縁を結んできました。

そして、長谷寺式観音像が描かれた軸を買って、西国三十三観音めぐり三巡目を発願しました。今度の巡礼でも一つでも多くの気づきがあるようにめぐりたいと思います。



長谷寺の後は番外の法起院を訪れ、朱印を頂き、徳道上人と閻魔大王が描かれた散華も売っていたので、購入しました。
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