西明寺の拝観を終え、再びシャトルバスに乗って、次のお寺である金剛輪寺に向かいました。しかし、11月20日から23日までは交通渋滞によりバスの運行に支障をきたす恐れがあるということで、金剛輪寺バス停ではなく、「旧金剛輪寺荘跡 臨時停留所」で下車し、そこから800メートルほど歩いて、金剛輪寺へ行かなければなりませんでした。

お寺に近づくと出店も出て、賑やかな雰囲気となり、山門をくぐって境内に入ると西明寺と同様、金剛輪寺も紅葉がとても綺麗でした。



紅葉を楽しみながら境内を奥に進むと、本堂と三重塔に到着しました。今回はまず三重塔の拝観です。塔内には胎蔵界の大日如来像が安置されていました。西明寺の三重塔内には金剛界の大日如来像が安置されていましたので、西明寺と金剛輪寺で胎蔵界と金剛界ですね。

そして、本堂に行き、堂内に上がるとお寺の方が説明をしていました。私は途中から説明を聞き、堂内を拝観した後、改めて説明を聞きましたが、このようにお寺の方が説明してくれるのはありがたいですね。

堂内の中央には閉じられた厨子があり、その前に御前立の聖観音像、脇侍として、不動明王、毘沙門天が祀られていました。西明寺と同様に左側から内陣に入れるようになっていましたので、入るとまずは大黒天像が祀られていました。日本最古の大黒天像だそうで、憤怒の表情をしています。しかし、怖いという印象は受けませんでした。

内陣の奥には別の大黒天像が祀られていました。私的にはこちらの大黒天像の方がインパクトが強かったです。打ち出の小づちが置かれてあり、7回なでると書かれていましたので、なでてお参りをしました。

他にも、十一面観音像、西国三十三所の写し本尊、元三大師像など素晴らしい仏像が多数あり、良い空間でした。

金剛輪寺の拝観が終了した後、隣にある愛荘町立歴史文化博物館で開催されている「矢とりの地蔵 秘めたる観音」展を拝観しました。この日は関西文化財の日らしく、無料で拝観することができたのはラッキーでした。

矢とり地蔵像は右手に錫杖ではなく矢を握っており、また左手の宝珠も一般のものとは少し異なっていました。秘めたる観音像は後頭部に納入品が籠められていたので、秘めたる観音と呼ばれるそうで、納入されていた像も展示されていました。

矢とり地蔵像のような貴重な仏像を無料で拝観できたので、お礼の意味を込めて、「近江観音の道」という本を買って、バス停に戻りました。


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