11月23日に湖東三山めぐりをした時の話です。
JR河瀬駅で下車し、シャトルバスに乗って、まずは西明寺へ。

受付で拝観料を払いますが、入山料は500円、特別公開の三重塔も拝観するならば1500円。1500円は高いかなと思いましたが、せっかく来たのですから、三重塔も拝観できる1500円の特別拝観コースにしました。

境内に入ってまず思ったことは紅葉がとても綺麗だということです。湖東三山が紅葉の名所であることは知っていましたが、これほど見事な紅葉だとは想像以上でした。たくさんの人が訪れる理由が分かります。今までで一番たくさん写真を撮ったかもしれません。

素晴らしい紅葉を楽しみながら境内を奥に進むと本堂に到着しました。堂内に上がると中央に閉じられた厨子があり、脇に日光、月光菩薩、その周りに十二神将、四天王が祀られていました。

左側から内陣に入れるようになっていましたので、そちらから中に入ると、お目当ての虎に乗った薬師如来立像がいらっしゃいました。案内の方がおられ、

 この虎薬師像は十二年に一回、寅歳の年に御開帳される。日本には虎がいないので、昔の人は虎は一晩で千里を走る不死身の生き物と考えていた。そのような不死身な虎が薬師如来と合わせれば怖いものなしということで、薬師如来と虎が結びついた。

と話されました。薬師如来と虎の関係に関するこの説は今まで聞いたことがありませんでしたが、最もな説のような気がします。

内陣には虎薬師蔵以外にも、元三大師像、不動三尊像、清凉寺式釈迦如来像、弁才天像、役行者三尊、阿弥陀三尊像など様々な仏像が安置されており、とても素晴らしい空間でした。

本堂拝観後、三重塔に行きました。塔内部に入る時、荷物などは全て預けるようになっていました。それもそのはず、三重塔自体が国宝ですが、内部の壁画も国宝に指定されています。

塔内部には中心に金剛界の大日如来像が祀られており、周りの壁に綺麗な壁画が描かれていました。今まで何度か塔内を拝観しましたが、間違いなく、こちらの塔内部が一番素晴らしかったです。拝観料は少々高いですが、説明の方もおり、拝観する価値は十分にあります。

西明寺では、素晴らしい紅葉、本堂で寅薬師をはじめとする素晴らしい仏像、三重塔内で素晴らしい壁画を拝観でき、とても良いお参りとなりました。



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