北参道から境内に入ると一の柱が目に入りました。手水舎が明神湯という温泉になっていたので驚きました。往古より諏訪明神御愛用の温泉とされ、諏訪の温泉の基とも伝えられているそうです。

上社本宮ではガイドの方の案内のもと参拝しました。以下、印象に残ったことを書きます。
・境内にお相撲の土俵がありました。御祭神のタケミナカタは国譲りの時にタケミカヅチと力比べをしたので、土俵があるそうです。土俵は実際の大相撲で使用されているのと同じ大きさで、実際に上がると小さく感じました。

・少し分かりにくいですが、硯石があります。神様はここに降臨すると言われているそうです。

・東御宝殿と西御宝殿があり、寅年と申年に新しく造り替え、遷座祭を行っているそうです。

・拝殿の先に神体山がありません。つまり、拝殿でお参りすると神様のいる神体山に向かってお参りすることになりません。なぜこうなっているかについては、かっては拝殿の先に神宮寺があり、仏さまを拝むようになっていたという説があるそうですが、それは違うなと感じます。
個人的には、御神山が四つの御柱で囲まれていないのも不思議です。

上社本宮ではガイドの方の説明があり、とても有意義な散策となりました。また境内も神社らしい心地良い気に包まれており、歩いていて、とても気持ちが良かったです。
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