小田急線本厚木駅で下車し、バスセンターからバスに乗り、バス停「妻田薬師」で下車しました。バス停からすぐの場所に妻田薬師はありました。
境内は結縁塔婆を立ち、賑やかです。早速、お堂に向かいましたが、お堂に上がる時にパンフレットを頂きました。それによると今回の御開帳は「厚木の文化財一般公開」と合わせて、行われているようです。
堂内には中央に厨子に納まった薬師如来坐像が祀られており、その脇に日光、月光菩薩像が安置されていました。薬師像は黒っぽく、護摩で黒くなったのかと思いましたが、パンフレットによると「黒漆塗りで古色を示しています」と書かれていますので、元々黒いのだと思います。
薬師如来像は蓮華座に座っており、蓮華座を支える台のようなものに寅のような動物がいました。
左右の壇には六体ずつ十二神将が祀られおり、こちらは近くで拝観でき、中々迫力のある像でした。
薬師如来が納まっている厨子も立派で、屋根の部分に水を吐いているように見える龍(?)がいました。
お堂にはボランティアガイドの方が居られ、資料を見ながら丁寧に説明をしてくれました。訪れている方は地元の方が多く、ほのぼのとしたものを感じました。
お堂の拝観が終わった後、来る時は人が大勢いて触れなかった結縁塔婆に行きました。結縁綱を握っていると、「結縁綱の先の部分を額に当ててお参りするのですよ」と教えて貰いました。
明日の12日まで一般公開していますので、是非、訪れて見て下さい。

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