吉田さらささんの本に
ひときわ多くの仏ちゃんがお参りに訪れる「仏像特異日」があるのです。
と書かれているように、今日は関東に住む仏像好きの方々が武蔵国分寺に訪れる特異日でした。実際、何人もの知り合いの方とお会いしました。
薬師堂には、厨子の中に薬師如来坐像が安置されており、厨子の両脇に日光、月光菩薩、十二神将が祀られていました。薬師如来像は平安仏らしい、とても穏やかなお顔をされていました。
仏像以外で印象に残ったのは
「金光明四天王護国之寺」
と書かれた寺額です。
これは東大寺西大門の勅額を模したものだそうですが、このような額を見ると聖武天皇が国の安定を願って各国に国分寺の建立を命じたように、日本という国がいつまでも平和であって欲しいと思います。

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