今日は仕事が休みでしたが、天気が悪いので家におり、購入したけれどきちんと読んでいなかった仏像関連の雑誌を読み直しました。

ある雑誌に
唐招提寺の金堂に祀られている毘盧舎那仏、薬師如来、千手観音について

 毘盧舎那仏は東大寺の大仏と同じ。東大寺には日本初の戒壇院が造られ、その後、下野薬師寺と太宰府の観世音寺に戒壇院が設置された。下野薬師寺の本尊は薬師如来、観世音寺はハッキリしませんが、名前からして、千手観音と見てもおかしくない。
 したがって、この三体の仏像が、当時日本にあった三つの戒壇院を象徴しているという見方もできます。

と書かれてあり、なるほどと思いました。この説が正しいかどうか分かりませんが、このような説があると知っていると唐招提寺の仏像を見る時の印象が違ってきますね。

「学びて時にこれを習う、亦説ばしからずや」
以前読んだ本を再び読み直して新しい発見があった時は本当に嬉しいですね。今年は暑い夏が続きましたが、いよいよ「学びの秋」の到来です。読書、博物館等での講演会、寺社めぐりを通して、多くのことを学びたいと思います。
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