本日、葬儀に参列しました。人は何故死ぬのだろうと思います。神仏は何故人に限りある寿命を与えてこの世に生まれさせたのでしょうか。

もし人間が永遠の命を持っていたならばどうなっていたでしょうか。きっと、「この仕事は明日でも出来るのだから今日やる必要はない」などと思い、堕落した生活を送るのではないでしょうか。

致知出版の「小さな人生論3」に掲載されていた道元禅師の話を思い出します。
(弟子)「なぜ成功する人としない人がいるのですか?」
(道元)「成功する人は努力をする。成功しない人は努力しない。その差だ」
(弟子)「なぜ努力する人としない人がいるのですか?」
(道元)「努力する人には志がある。しない人には志がない。その差だ」
(弟子)「なぜ志がある人とない人がいるのですか?」
(道元)「志のある人は人間は必ず死ぬということを知っている。志のない人は、人間が必ず死ぬということを本当の意味で知らない。その差だ」

何もしないでも時間は過ぎていきます。生かされていることに感謝し、その時間をひたむきに生きる。それを実践することが大切だと今日改めて思いました。
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