月刊致知10月号に神田瀧夢さんの記事が載っていました。

神田さんは二十代前半に執行草舟という人に会って以来、いろいろなことを教わったそうです。

世の中には「作用反作用の法則」がある。例えば、ここから向こう側へ行こうとするのですが、そこに壁が立ちはだかる。でも神様や宇宙は、その人が乗り越えられない壁はつくらないそうなんです。

だたし、壁を百キロの力で押しても、反作用によって百キロの力で跳ね返されてくる。だから、あとひと踏ん張り、百と0.01キロの力で押し続ければいい。そうやって、ちょっとずつ、ちょっとずつ動かしていけば、ある時、ドーンと壁が向こう側に倒れるんですよ。

人間はどこで生まれようと、どんな境遇で育とうと、壁は必ずありますよ。執行氏は、その壁はその人の器に応じた大きさで立ちはだかっていると言われる。

この話を聞いてから、壁がデカけりゃデカいほど「俺の器がデカくなったんだな」と前向きに捉えるようになりました。

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「神仏はその人が乗り越えられない壁はつくらない」は別のところでも聞いたことがある話ですが、「その壁はその人の器に応じた大きさで立ちはだかっている。壁がデカけりゃデカいほど『俺の器がデカくなったんだな』と前向きに捉えるようになりました」は初めて聞く話で、このようにポジティブに物事を考えることが壁を乗り越える秘訣なのだろうと感じました。
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