JR函南駅で下車し、そこからタクシーに分乗し、桑原薬師堂に行きました。桑原薬師堂は長源寺というお寺の境内にあるお堂で、長源寺に到着するとお寺の方から上のお堂に仏像が祀られている教えてもらい、そちらに行きました。
お堂にはお堂を管理されている方がおられ、あいさつをして中に入りました。ちなみに桑原薬師堂は毎週土曜日と日曜日の午前10時から午後4時まで一般公開されています。
堂内には、左側に聖観音像、阿弥陀三尊像、地蔵菩薩像、そして右側に厨子の中に入った薬師如来像、前に日光、月光菩薩像、厨子の左右に不動明王、毘沙門天像、それらを囲むように十二神将像が祀られていました。
阿弥陀三尊像は仏師・実慶により制作され、重要文化財に指定されていますので、こちらの像を主に拝観していたのですが、管理されている方によると薬師如来像が霊験が高く、最も注目すべき像だそうです。
管理されている方にハーブティを頂戴し(とてもおいしかったです)、そして、ピアノで賛美歌を演奏してもらいました。賛美歌を聴きながら薬師如来像を見つめていると、とても神々しいお顔に見えてきました。
お堂の中の拝観が終わると、お堂の隣にある丘の上に登りました。こちらはパワースポットだそうで、頂上に登る途中には西国三十三観音の石像が祀られており、それらに手を合わしながら頂上まで行きました。
桑原薬師堂は像を祀る博物館が建設中で、お堂で拝観できるのは今年限りだそうです。ですので、まだ訪れていない方は是非、今年中に訪問しましょう。
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