坂本龍馬の妻・お龍は、慶応三年(1867)に龍馬が京都・近江屋で暗殺された後、三浦郡豊島村の西村松兵衛と再婚。明治三十九年(1906)、横須賀にて六十六歳で永眠し、遺骨は信楽寺(しんぎょうじ)に葬られた。お龍と龍馬の等身大木造坐像が制作され、現在、信楽寺の本堂に安置されている。
と書かれており、ずっと訪れようと思っていましたが、本日、信楽寺を訪れました。
京急大津駅が最寄り駅だそうですが、私は新大津駅から歩いていきました。駅からは所々に下の画像に示した案内がありますが、この案内だけでたどり着くのはかなり難しいですので、事前にお寺の場所を地図で確認しておきましょう。

画像からは大きな案内のように思えますが、実際はそんなに大きくありません。
信楽寺の近くまで来た時、下の画像に示した「坂本龍馬の妻 おりょうさんの街 横須賀大津」と書かれたのぼり旗がありました。私自身、横須賀と縁がありますが、「おりょうさんの街」として売り出しているとは知りませんでした。

お寺の到着すると、石段の横に案内板がありました。案内には
・本尊は運慶作と伝える阿弥陀如来像で、三浦地蔵尊第二十七番札所
・行基作の聖観音像もあり、新編相模国風土記によると、熊谷直実が守護仏であった聖観音像を熊谷寺から近江国大津の信楽寺に移すものを使者が間違えてこちらの信楽寺に納めた
とありました。また、伝・おりょうの写真もあり、美人な方でした。

石段を上って境内に入ると目の前の本堂の扉が開いていましたので、早速、中に入りました。入って左側に冊子にあった龍馬のお龍の坐像が安置されていましたが、まずは御本尊の阿弥陀如来像にお参りをしました。
そして、龍馬とお龍の坐像です。像の前にはノートがあり、皆さん、たくさんの書き込みをしていました。私個人としては、今の乱れた日本の政治に龍馬のような人がでてきて、日本を良い方向に導いて欲しいと思います。

本堂の前には「みかえり観音」の石像が祀られていました。「みかえり」といえば、阿弥陀如来ですが、こちらは観音菩薩です。

そして、お龍さんのお墓にお参りです。お墓には「贈正四位阪本龍馬之妻龍子之墓」と刻まれており、多くの人がお参りに来る為か多くの物が供えられていました。

大きな画像はこちら
横須賀に坂本龍馬の妻であるお龍の墓があるのは随分前から知っていましたが、今回、初めて信楽寺を訪れました。訪れてみて、身近にも素晴らしいお寺がたくさんあるということを改めて思いました。
カテゴリ
タグ