山形市にある宝積院に到着すると案内の地域の方がおられ、その方の案内のもと、お堂の中へ。堂内には中央に厨子があり、その中に十一面観音菩薩立像が祀られていました。

事前の案内で、「こちらの十一面観音像は、頂上仏が上半身まで表されている特殊な形をしている」と聞いていましたので、お会いするのをとても楽しみにしていました。

近くによって拝観すると、いわゆる素朴な地方仏ではなく、中央で造られたと感じさせる見事な仏像です(実際、中央で造られたものだそうです)。そして、頂上仏を見ると確かに上半身までありました。このような像は初めて見ました。

地域の方の話によると、作者か年代が分かれば国宝に指定されるのは間違いそうです。残念ながらそれらが分からないので、今は重要文化財です。

また、この辺りに立派なお寺があって、京都や奈良からお土産としてこの像を持ってきたのではないかとも話されていました。

今回のツアーでは、唯一、地域の方に守れている仏様でした。そのような場所での拝観も良いですね。今回も小さな頃の思い出などを聞き、心温まる拝観が出来ました。
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