訪問日:平成22年4月24日
またまたWさんの車に同乗させてもらい、宗泉寺から朝光寺に行きました。Wさんは満願したので、ここで別れました。

堂内には中央に厨子に入った薬師如来像、脇に十二神将、それらの後ろに釈迦三尊像が祀られていました。また、右壇には立派な閻魔像が安置されていました。

御朱印を頂いた後、接待所でお寺の方と少し話をしました。
薬師如来を祀るお寺は鶴見川沿いに多いそうで、これは昔、鶴見川の氾濫が原因で疫病などが流行したためではないかと話され、「確かにその通りだ」と思いました。

また、閻魔像は大きくて立派なので、何らかの信仰があったのではないかとも話されました。私は鶴見川の氾濫で不幸にも亡くなった方が間違って地獄に行くことがないように閻魔大王にお願いをしていたのではないかと想像しました。

お寺の方から、折り紙で作った小さな背広を頂きました。そこで一番札所の舊城寺で頂いた折り紙で作ったコマを見せ、「全部の札所をまわれるようにとのことだそうですよ」と話すと、「うちも何か意味を考えないとな」と話されていました。
朝光寺は12番目の札所で薬師如来の十二大願から12は薬師信仰では重要な数字なので、そこから何か考えられないかなと思いましたが、良いアイデアは浮かびませんでした。

朝光寺はお寺の方がハキハキとしゃべられ、感じが良かったです。お寺の善し悪しを感じる要素として、人は非常に重要だと改めて感じました。


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