訪問日:平成22年4月24日
三番札所の観護寺から歩いて行きました。境内に入ると右手に赤い鳥居が並んでおり、お稲荷さんが祀られていました。1813年に伏見稲荷から大蔵寺の鎮守様として勧請されたものだそうです。

境内には閻魔大王の石像も安置されていました。檀家の方が建立し奉納されたもので、案内によると
 閻魔大王は信仰しあがめる者には常に慈悲の手を差し伸べお救い下さり、平和と平等の楽しみある幸福の暮らしを与えて下さる仏様であります。
とありました。

また、二人の僧侶の像もありました。何の像か分からなかったので近くに寄ってみると「天童山の老典座和尚と若き日の道元禅師」像でした。

他は是れ吾にあらず
「更に何れの時をか待たん」
の有名な言葉が生まれた場面です。このエピソードは広く知られていますが、この場面の像は初めて見ました。


天童山の老典座和尚と若き日の道元禅師


本堂

境内の像に強い印象を受け、堂内に上がりました。中央の薬師様が安置されており、その裏に御本尊の釈迦如来像が祀られていました。

お参りが済んだ後、堂内で檀家の方々といろいろと話しましたが、皆さん良い方ばかりで「良いお寺には良い人が自然と集まるものだ」と感じました。
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