JR横浜線中山駅から徒歩で行き、「台村町」信号交差点を左折すると入口の案内があり、それに従って歩くと赤いのぼり旗が見え、弘聖寺に着きました。
しかし、本堂の扉は閉められ、開帳塔婆の近くに一人いらっしゃるだけで境内は閑散としていました。霊場のお寺に相応しくない雰囲気に違和感を感じましたが、一人いた方から「これから法事が始まります。薬師めぐりの方は向こうの建物に行って下さい」のようなことを言われました。
その言葉を聞き、別のお堂で御開帳していると思いましたが、そこでは御朱印を渡しているだけでした。その建物にいた方に「せっかく来たのに薬師様を拝観できないのは残念です」と伝えると法事が始まるまで少し時間があるので、本堂の扉を開けて、拝ませてくれました。
しかし、法事の準備中ですので、長くお参りする気にもならず、すぐに扉を閉めました。案内してくれた方は「すみません」と謝っていましたが、霊場のお寺としては残念な対応でした。
法事中は薬師像を別のお堂に移動させ、霊場巡りに来た方は法事有無に関わらず、薬師様に直接お参りできるようにしておくべきです。それが霊場寺院としての対応だと思います。

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