稲毛七薬師のお寺で一番楽しみにしていたのが影向寺です。ホームページに案内がありますが、重要文化財である本尊の薬師如来像は素晴らしいものです。数年前に一度お会いしたことがありますが、その時はまだお寺や仏像について詳しくなかったので、もう一度お会いしたいと思っていました。
境内に入ると左に法隆寺の夢殿を真似た太子堂がありましたが、まずは薬師堂へ。薬師堂の中には薬師如来像が祀られていましたが、像まで少し距離がありました。「薬師如来像の詳細が分からなくて残念」と思っていましたが、同行の方によると重文の薬師様は裏の安置堂に祀られているとのこと。薬師堂のお薬師さんのお参りして、早速、安置堂に行きました。
安置堂の前には開帳塔婆が立っており、綱に触りながらお堂の前に行くと中に薬師三尊像と十二神将像が安置されていました。薬師三尊像は優しいお顔をされていました。
お堂の中で拝観することができず、入口からの拝観となったのですが、入口が狭く、参拝の方もたくさんいらっしゃったので、ゆっくりと拝観できなかったことが残念でした。こちらのような薬師如来像とは、お堂の中に座って、ゆっくりと対話したいものです。

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