本日、狭山市にある慈眼寺で開催されている武蔵野観音総開帳記念イベントに参加してきました。

午後1時から法要があり、般若心経、観音経を唱えました。その後、講演がありましたが、その前に時間がありましたので、出開帳されている観音様の御影に手を合わせながら、お砂踏み参りをしました。

講演ではまず会長さんから短いお話があり、観音様とは衆生が救いを求める声を聞くとすぐさま救いに出かける仏であるため、観音様の立像は片足を少し前に出していると話された時、多くの人が「ほーっ」と声を上げていました。

次は三番札所の三宝寺の方のお話で、最初はお釈迦様の話、それから観音様の話でした。話の中で印象に残ったのは、
 お経は哲学的で難しい、お経の中心の考えを知る一つの方法が巡礼である。巡礼をするうちに自分自身が、発心(信仰心をおこす)→修行(心身ともに仏道を身につけて善行を積む)→菩提(悟りをひらく。迷いから目覚める)→涅槃(すべて煩悩がなくなり、それによる業や輪廻がなくなった状態)になっていく。
という旨の話です。

講演の後はコンサートがありました。コンサートがあるとは知らなかったので当初はあまり期待せずに聞いていたのですが、とても良かったです。正直に書くと、講演よりもコンサートの方が心が洗われました。それはなぜかと帰りの電車の中で考えていたのですが、歌手の方のほうが我々に伝えたいメッセージ、気持ちがより強かったからではないかと思いました。


会場の風景です


境内の桜はまだまだ綺麗でした
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