小田急線秦野駅からあらかじめインターネットで調べておいた地図を頼りに歩いて行きました。途中から赤いのぼり旗がたくさん立っており、それを頼りに歩を進めて行くと到着することが出来ました。
天徳寺は開帳塔婆は立っていましたが、本堂の扉は閉ざされており、また中から多くの人の声が聞こえたので、「法事でもやっているのかな」と思い、前のお寺の時の同じように扉の前で立っていると中からお寺の方が扉を開けて下さりました。


お堂の中に入ると16番の天徳寺と17番の曽屋薬師堂の御朱印を頂けるようになっていたので、両方の御朱印を頂きました。またお堂の中には団体で参拝している方々がおり、聞こえていた声はその人たちの声でした。
本堂の中央に安置されているのは釈迦三尊像で、左壇に藥師三尊像が祀られていました。団体の方がいたので、お寺の方から薬師如来像の説明がありました。十二年前の御開帳の時に西村公朝師が来寺して仏像の鑑定をして、「素晴らしい仏像」だと褒めたそうです。
天徳寺の案内に「お薬師様とはどういう仏様か」が書いてあったので、それを紹介したいと思います。
薬師様は本名「薬師瑠璃光如来」といい東方浄瑠璃国の教主で、名前に「薬」という名が付く通り、様々な苦しみに救いを求める衆生に対して、仏法の薬の処分し病気の苦しみを取り除き安楽をもたらすという仏様。
また、薬師十二願の説明もありました。
薬師様は十二の大願を立て衆生を救うと「薬師経」に説かれています。代表的な願は身体の不自由な人を治す、病気を治す、食事でも衣服でも欲するものを得られるようにする、など具体的で即効性のあるものを本願としています。
これらの文章を読むとお薬師様は素晴らしい仏様だと思いますね。
次の曾屋薬師堂へは天徳寺で頂いた地図を見ながら訪れました。小さなお堂があり、中を覗くと薬師三尊が祀られていました。いつまでも大切に守られて欲しいと思います。

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