訪問日:平成22年3月28日
一番の等覚院から再び、国道一号線に戻り、更に西に歩くと川匂神社入口交差点に到着し、すぐ近くに茶屋薬師堂がありました。

まずはお堂の前で手を合わせて、お堂の中の人に「上がってもよろしいですか」と聞くと大丈夫とのことで、お堂に上がって、お参りをしました。

こちらのお藥師さんは坐像でとても大きいです。ガイドブックによると八尺八寸(約2.7メートル)だそうです。

「近くに寄ってもいい」とのことでしたので、すぐ近くで拝観しました。近くで拝観するとますますその大きさを実感できます。指の長さが特に印象に残りました。

お堂にいた方に話を伺うと、こちらのお薬師さんは川勾神社の本地仏でしたが、神仏分離令により川勾神社より分かれ、こちらで安置されるようになったそうです。川勾神社は相模国の二の宮ですので、このような立派な薬師如来像が安置されていたのだと思います。
平成二十二年寅薬師法要供養記念の五色の糸があったので、購入しました。中の案内には、
 薬師如来様とあなたの幸せを結ぶ五色の糸です。講中一同一生懸命御供養申し上げました。あなたのお守りにして下さい。
とありました。

薬師如来像は大きいですが、今は小さなお堂に祀られています。でも、たくさんの講中の方々に慕われ、幸せそうに感じました。


カテゴリ
タグ