「成功するとは成功するまで続けること」は松下幸之助さんの言葉です。このような簡潔にして端的な表現のことを片言隻句いいます。

北尾吉孝さんの「安岡正篤ノート」に次のような安岡正篤さんの言葉が紹介されています。
「元来世間の人々は、長編論文なんていうものによって人生を渡るものではない。大抵は片言隻句、即ち、ごく短い、しかし無限の味わいのある真理・教えによって、生きる力を得るのである」

「我々の生きた悟り、心にひらめく本当の智慧、あるいは力強い実践力、行動力というようなものは、決してだらだらと概念や論理で説明された長ったらしい文章などによって得られるものではない。体験と精神のこめれておる極めて要約された片言隻句によって悟るのであり、またそれを把握することによって行動するのである」

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私の経験からも正にその通りだと思います。
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