本日、富岡八幡宮を訪れた時、社報「富ヶ岡」を頂きました。そこに、

「神は人の敬によりて威を増し 人は神の徳によりて運を添ふ」

という言葉が書かれていました。

鎌倉時代に制定された日本初の武家法であり、武士だけでなく庶民にも強い影響を与えた御成敗式目。その第一条に記されたのが、上の言葉です。

神様は人間の尊び敬う心によってそのお力を増し、また人間は神様のお力をいただいて運を開く。

古代からの日本人の信仰心を端的に表したこの言葉。神様と人とは一方通行ではない、お互いがお互いを高めあう存在である。

***

「神様と人とは一方通行ではない、お互いがお互いを高めあう存在である」は、本当にその通りだと思います。
誰からも手を合わせられない神仏は徐々に力が衰えていくのではないかと思います。国宝や重文の仏像は美術品としての価値が高いですが、やはり、手を合わせられるようにしておかないといけないと思います。

古い仏像になぜ価値があるか。それは長い間、多くの人から敬われており、その蓄積から人を救う力が強いからです。そのことを忘れてはいけません。
カテゴリ
タグ