建長寺を訪れた後、鶴岡八幡宮を訪れました。北鎌倉の方から来ると横から境内に入るような形になります。本宮の横を通ると初詣の準備のようなものをしていました。

本宮で八幡様にお参りした後、大石段から景色を眺めました。大銀杏の紅葉のピークは過ぎていましたが、それでもまだまだ美しい紅葉でした。私は大石段からの景色が好きです。ただ、舞殿が立派になったのは良いですが、大石段から段葛がよく見えなくなったのは残念です。大石段から見えるまっすぐ伸びた段葛の景色は雄大でそれを見ていると自分が頼朝になったような気になったものです。


大石段の上から見た大銀杏と舞殿


大石段の下から見た大銀杏と楼門

そして、今回の記事のタイトルにした入口にかかる橋へ。なぜ、橋を取り上げたかというと、某神社を訪れた時に「むすひ」という神社本庁の冊子を頂き、その特集が橋だったからです。「むすひ」とは、あらゆるものを生み出す神霊(産霊)の意味で、奈良時代にはムスヒと清音で発音していたそうです。

冊子では、一般の人は渡ることのできない神聖な橋(上賀茂神社)、人々を毎日神前への導く橋(住吉大社)、神話の舞台となった橋(筑波山神社)が紹介されていましたが、鶴岡八幡宮の橋は一般の人は渡ることのできない神聖な橋です。


横から見た神橋


神橋正面からは舞殿と楼門が見えるので、絶好の写真ポイントです。
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