京王線調布駅からバスに乗り、深大寺入口バス停で下車し、そこから歩いて、深大寺に向かいました。お蕎麦屋さんなどを見ながら歩いていると深沙大王堂が見えましたので、まずは深沙大王堂からお参りです。
深沙大王堂は名前の通り、深沙大王を祀るお堂です。深沙大王といってもピンとこない方もいると思いますが、西遊記の沙悟浄のモデルとなった神様です。深沙大王は深大寺の総鎮守で、深大寺の名前は深沙大王からとられています。
御開帳期間中は寺宝展ということで、お堂の中に入ることができました。深沙大王堂に入ると天井の赤い龍が描かれており、龍というよりも鬼と言った方が相応しい表情をしていました。
深沙大王像が安置されている厨子の扉は固く閉ざされていました。深沙大王像は秘仏で住職が在任中に一度拝める程度だそうです。しかし、堂内に掲げられた仏画に深沙大王が描かれており、仏画の中ですが、深沙大王を拝観することができました。
深沙大王堂を拝観後、少し歩き、山門をくぐって、境内を見るとたくさんの人が列を作っています。警備の人に尋ねると御開帳を待つ列だそうです。ということで列の最後尾に並びましたが、それほど待つこと無しに本堂に入ることができました。列に並んでいた時に撮った画像を下に載せます。黄、赤、緑の葉の色と空の青色が組み合わさって、とても綺麗でした。

本堂から元三大師堂に移動すると大きな元三大師像が安置されていました。約2メートルの像なので上半身しか拝観できませんが、そのお姿を直接拝観することができ、とてもありがたかったです。
元三大師堂を出ると結縁塔婆がありましたので、しっかりと五色の結縁綱を握りました。

次は開山堂に行きました。こちらも堂内に入ることができ、本尊の薬師如来像、脇侍の弥勒菩薩像、観音菩薩像、開山の満功上人像、天台宗一祖の惠亮和尚像にお参りをしました。
次は釈迦堂に行きました。こちらには有名な白鳳時代の釈迦如来像が祀られています。釈迦如来像はとても優しいお顔をされており、そのお顔を見ているとこちらもとても優しい気持ちになりました。
お寺の拝観が終わると名物の深大寺そばを頂きました。お寺めぐりの後に美味しい物を食べている時は、まさに至福の時ですね。

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