立木観音堂の立木観音は日光中禅寺、滋賀県安養寺と並んで、日本三大立木観音と称されています。

仁王門をくぐり、境内を歩いて行くと観音堂がありました。観音堂を見た時に気になったのは「だきつき柱」と書かれた木札です。「あの柱にだきつくのか」と思いながら、堂内へ。すると、堂内にもだきつき柱がありました。だきついて心願すれば、満願成就と信仰があついそうです。私ももちろん、だきつきました。


観音堂


だきつき柱の木札

そして、向かって右側にある二十八部衆を拝観。二十八部衆の像はどれも大きかったです。頂いた案内によると六尺七寸、約2メートルです。
一番目につくのは、分かり易いカルラです。婆藪仙人も奥の方に安置されていました。大弁功徳天はよく分からなかったので貼られている案内を見ると目の前にいらっしゃいました。

次はいよいよ立木観音像です。こちらの観音様は身丈二丈八尺(8.5メートル)、一本彫で現在も床下に根のある我国最大級の千手観音像です。私は大きな仏像が好きですが、本当にこちらの観音様は素晴らしかったです。今回の仏都会津古刹めぐりで出会った仏像の中で一番良かったです。しかも、両足の甲の部分をさわって、お参りすることができました。昨年訪れた奈良の長谷寺での御開帳の時も観音様の足に触れることができましたので、そのことを思い出しました。

立木観音堂でもう一つ印象に残ったことは売店です。お茶&おまんじゅうの接待を頂きました。おまんじゅうは美味しかったので、私を含めて、多くの人が買っていました。
立木観音堂では、本当に良いお寺めぐりができました。
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