眩い光を放つ三千仏光背を持つ丈六の秘仏、初の公開です
とあり、「初の公開」という言葉にひかれて、西方寺を訪れました。
お堂に入ると大きな阿弥陀三尊像がありました。ガイドの方によると、光背にたくさんの化仏があるものを「千仏光背」と呼び、更にたくさんあるものを「三千仏光背」と呼ばれるそうです。しかし、西方寺の阿弥陀様の光背は更に多い「三千五百仏光背」と呼ばれているそうです。
阿弥陀様の光背を見ていると一番上の大きな化仏が不動明王でした。お不動さんが化仏とは珍しいと思いながら他の大きな化仏を見ていると十三仏でした。下の画像でも、大きな化仏が13体あるのが分かると思います。
阿弥陀様の光背も凄いですが、脇侍の観音、勢至菩薩も印象的です。大和座りから更に進んで、片膝を立てています。正に衆生を助けに行く寸前の御姿を表しています。
お堂で阿弥陀三尊像を拝観した後、門を入ってすぐ右側に祀られているお地蔵様にお参りをしました。衣通姫地蔵尊と呼ばれているお地蔵様で、残っている彩色が珍しい文様をしていると思いました。同行した方によると、衣通姫地蔵尊はいつでもお参り出来るそうです。

カテゴリ
タグ