京都非公開文化財特別公開のページに書かれている尊勝院の紹介に
 御本尊元三大師像、米地蔵尊像、市指定本堂、千手観音坐像、毘沙門天立像、他諸仏多数
とありましたので、青蓮院門跡を拝観した後、近くにある尊勝院を訪れました。

まずは本堂の外陣でお堂の説明があり、それが終了した後、内陣に入りました。一番左側に千手観音が祀られており、その次に庚申尊(青面金剛)が祀られていましたが、残念ながら庚申尊が安置された厨子の扉は閉まったままでした。厨子の前に「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿、それに加えて「思わざる」の合計、四猿が安置されていました。尊勝院では「思わざる」の猿がいることが特徴だそうです。

御本尊は慈恵大師良源で、良源は如意輪観音の化身とも言われていますので、如意輪観音像も祀られていました。

お不動さんが二体祀られていたのですが、その内の立像の方は笑っているように見えるそうで、笑い不動と呼ばれているそうです。大黒天像は右足を踏み出している走り大黒だそうです。私にはどちらもよく分かりませんでした。

最後に米地蔵を拝観しました。「米地蔵」をインターネットで検索すると2007年の京都非公開文化財特別公開では米地蔵が1200年ぶりに公開されるということで、米地蔵がメインだったようです。


タグ