10月になり、いよいよ巡拝の季節になりましたね。
本日は西国三十三所めぐりとして、三室戸寺と醍醐寺を訪れ、どちらも印象深い良いお参りができました。

三室戸寺は内々陣にお寺の方がいらっしゃり、いろいろ質問できたのが良かったです。三室戸寺の観音様は普通の観音様とは外見がかなり違っています。私はどこかの国の王女様のように感じます。また御開帳グッズもたくさんありました。それらを見ているだけでも楽しいです。結構いろいろ買ってしまいました。

醍醐寺は上醍醐のお堂が落雷で焼失してしまったので金堂での御開帳です。着座して、般若心経、延命十句観音経、御詠歌を唱えた後、准胝観音の御真言「おん しゃれい それい そんでい そわか」を唱えましたが、御真言がスッと体の中に入ってくるような感覚があり、今までなかなか覚えられなかった准胝観音の御真言を覚えることができました。

「真言は不思議なり」は弘法大師空海の言葉ですが、私も真言は不思議だと感じます。それはご縁のある仏様の前で真言を唱えると本当に真言がスッと体の中に入ってくるのです。

私は毘沙門天の御真言「おん べい しらまんだや そわか」も中々覚えられませんでした。ある寺院で覚えたと思っても、しばらくすると忘れているという状態でした。しかし、東寺の毘沙門天の前で真言を唱えるとスッと入ってくる感覚があり、覚えることができました。

「真言は不思議なり」、本当にそう思います。
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