昨日に続き、福原善さんの「共育ということ」から。

お釈迦様が亡くなられる時の言葉「自灯明法灯明」は、正に自己の生き方について示されたお言葉です。

「自灯明」とは、自分の人生は自分が責任を持って歩みなさい、他人を頼りにしてはならないということであります。他人に頼りにしてはならないというのは、他人は当てにならないからということではなく、他人に自分の人生を歩んで頂くことができないということであり、自分の人生は自分でしか歩むことができなく、自分の人生を自分が責任を持って歩みなさいということであります。

「法灯明」とは、歩むに当たって虚偽の世界ではなく真の世界に立って自らの人生を歩むことを示されました。

このようにお釈迦様の教えは自分の貴重な命をどう生かしていけばよいかという智慧を示されたのであります。
カテゴリ
タグ