今回の五大虚空蔵菩薩拝観は京都おこしやす大学の旅行プランで行きました。JR花園駅から送迎バスに乗り、しばらくすると神護寺の楼門のすぐ近くに到着しました。

まずは金堂でご住職の話を聞きました。その後、多宝塔へ移動し、五大虚空蔵菩薩を拝観しました。虚空蔵菩薩は「広大無辺な空のように限りない知恵」を表し、人々に福徳をもたらすとして信仰されてきました。五大虚空蔵菩薩は虚空蔵菩薩の持つ五つの知恵を五体の群像で表しているそうです。

五体の仏像は全てが宝冠をかぶり、左手に戟のようなものを持っていました。右手の持ち物はそれぞれの像で違いました。仏像はそれぞれ白色、黄色、緑色、赤色、黒色に塗り分けられていたそうですが、向かって一番右側の仏像は色が結構残っており、緑色だと分かりました。向かって右から二番目と左から二番目の仏像は顔がそれぞれ赤、黒っぽいので、赤色、黒色だと思いました。残りは中央と一番左の仏像ですが、中央の方が明らかに白いので、中央が白、一番左が黄色だと思いました。

それぞれの仏像が良かったですが、お寺の方の説明にもありましたが、赤色の虚空蔵菩薩は観心寺の如意輪観音像に感じが似ており、印象に残りました。

来年から個人での五大虚空蔵菩薩の拝観は5月15日と10月15日のみになるそうです。今回は駆け足での拝観になってしまいましたので、また来年拝観したいなと思います。
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