月刊致知10月号に掲載されていた「松下幸之助に学んだもの」から。

「豊臣秀吉もナポレオンも素晴らしいリーダーやった。ところが二人とも幸せな晩年を迎えることはできなかった。これは君、何でやと思う?」
と松下幸之助は尋ねました。

答えは「怖いものがなかったから」だそうです。
松下幸之助は怖いものがないほど登りつめられた人ですが、決しておごることなく、自らを厳しく律し続けられました。感謝と畏れの心を失ったら終わりだと考えて、常に怖いものをつくらないといけない、と自分で思い続けてこられたんでしょうね。

いまは世界情勢も目まぐるしく変化して、非常に厳しい時代に入っています。だからこそ、この感謝と畏れの心を忘れずに自分の周りを良い方向に導いていってほしいと思います。
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