兵庫県高砂市に日本三奇に数えられる石の宝殿を祀る生石神社(おうしこじんじゃ)があります。石の宝殿は高さが約6メートルの巨石建造物で、誰がいつ何の目的で作ったものなのかは分かっていないそうです。本日、その石の宝殿を拝観に行きました。

JR宝殿駅で下車し、南口から駅を出て、まっすぐ歩くと国道2号線に出ます。そこを姫路方向に右折し、しばらく歩くと兵庫県道393号がありますので、後はその県道をひたすら歩きました。

県道は平坦な道でしたが、神社の近くになると上り道になりました。途中、生石神社の額が掲げられた鳥居があり、そこの石段を登ると本殿に着くようでしたが、石段が急勾配だったので、少し遠回りになりますが、舗装された道を進みました。歩きながら、採石場の風景を見ることができました。


採石場

拝殿に到着すると読売テレビが取材中でした。関東に住む私には読売テレビのどういう番組か全く分かりませんでした。ご存じの方は是非、教えて下さい。


拝殿


読売テレビが取材中

石の宝殿の取材が終了すると拝観料100円を払って、石の宝殿の前まで行き、お参りをしました。石の宝殿の周りを巡ることができるようになっていましたので、周りを一周しました。

また、石の宝殿は三方を岩壁に囲まれているのですが、その岩壁の上を歩くことできるようになっていました。そこから石の宝殿と拝殿、採石場などを眺めることができました。頂上には大正天皇行幸之跡の碑がありました。


岩壁から見た拝殿と石の宝殿

岩壁を下りた地点あたりに霊岩がありました。案内には
 この岩は石の宝殿の分岩です。全身の力を込めて押して下さい。必ずや神様より偉大なる力を御授け下さるでしょう。岩に触れた手で身体の良くない処を撫でましょう。
と書かれていました。


霊岩

生石神社はまさに巨石信仰で、日本の古くからの信仰を感じることができました。
ところで生石神社の住所は高砂市阿弥陀町生石。阿弥陀町という名前が気になりますね。阿弥陀町の話は次回の記事で書きたいと思います。


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