「円空の足跡を訪ねて」ツアーでは古峯神社に宿泊しましたが、古峯神社のことは改めて書きたいと思います。ツアーの二日目(7/5)はまず小杉放菴日光美術館を訪れる予定でしたが、昨日、古峯神社に行く途中、かっこいい不動三尊像が見えたので、そこに寄ることになりました。

・瑞峯寺
不動三尊像の画像を下に載せましたが、大きくて格好いい不動三尊像でした。


画像では分からないですが、かなり大きな三尊像です。

近くにお寺の看板があり、北関東不動尊霊場十七番札所の瑞峯寺だそうです。予定外の訪問だったので、それほど時間が取れませんでしたが、良い露仏がたくさんありました。以下にその一部を紹介します。


お不動さんかと思いましたが、よく見ると天狗さんでした。


画像ではうまく伝わらないかも知れませんが、実物はとても慈悲にあふれたお顔をされていました。


・小杉放菴日光美術館
予め連絡してあったので、一番最初に稲荷大明神と閻魔大王の円空仏が展示してありました。両像とも背中に文字が書かれており、閻魔大王の裏に書かれていたことから円空は日光に三回来ていたことが分かったそうです。私も後ろを見ましたが、閻魔大王の方は字が小さくて何が書いてあるのか分かりませんでしたが、稲荷大明神の方は大きな字で稲荷大明神と書かれていました。

閻魔大王は一般に怖い顔をしていますが、円空の閻魔大王は特に横から見ると笑っているように見えました。稲荷大明神は頭の部分に均等間隔で小さな穴が空いていました。何か人工的なものかと思いましたが、虫に食われた跡だそうです。
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