かっての熊野街道に面した鳥居から境内に入ると左側に手水舎がありました。まずはそこで手を清めました。手水舎の向かいには泰名稲荷神社と呼ばれるお稲荷さんが祀られていました。やはり安倍晴明は狐にご縁があります。他にも安倍晴明の産湯井の跡などがありましたが、まずは本殿でお参りということで、本殿に行き、お参りをしました。

お参りを終えた後、再び境内を散策すると安倍晴明の像があり、足元になで狐もありました。

葛之葉霊弧の飛来像もありました。安倍保名という人が信太明神にお参りし、良い子が生まれるようにと祈願しました。その帰り、信太森で狩人に追われていた白狐を助けました。白狐は恩返しの為、女性になって保名の家に来ました。女は葛之葉と名乗り、二人は結婚して、やがて、安倍晴明が生まれました。
境内の像は狐であったと言われている晴明の母・葛之葉が信太森から飛来する姿をイメージしたそうです。昔は保名の家に飛来したのでしょうが、今は参拝に来た人に幸福を授ける為に飛来していると思います。

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