「いぶせしと思ふ中にもえらみなば薬とならむ草もこそあれ」
とその意味が掲示してありました。
衣服や顔容(かおかたち)の美醜清汚は決してその人の値打ちを表すものでもなく、一見すると愚鈍に見える人の中にも大器晩成、後日、国家の柱石となる程の偉大な人物も居るものである。
たとえ、偉大といわれる程でなくても正しい人間となって世の為、人の為、身を挺(てい)する人も少なくない。人間は見かけだけで決して馬鹿にしてはならない。
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書かれている内容は当たり前のことですが、「当たり前のことが書いてあるだけじゃないか」と思う人と「当たり前のことだけど、実現できていないことである。今、改めてこの言葉を読み、実践していこう」と思う人では全然違います。
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