28日、夏越の大祓の輪をくぐりに行こうと関東地方における熊野信仰の中心地であった師岡熊野神社へ行きました。入口の鳥居には、6月30日に執行される夏越の大祓の案内板があり、石段を登ると拝殿の前に茅の輪が設置されていました。





茅の輪は三度くぐりますが、案内によるとそのくぐり方は以下の通りです。
(1) まず一礼をし、正面からくぐって左に廻る。
(2) 次にくぐるときは右へ廻る。
(3) 最後にもう一度左に廻ってから、一礼して本殿へ進む。

そのように輪をくぐり、拝殿でお参りをしました。
神奈川県神社庁では「まことの道」として、毎月、言葉を紹介していますが、今月の言葉は以下のようでした。
 切麻に身のさがなさをなでつけて はらひはつれば風の涼しも
意味は、
 切麻にわが身の至らなさ、あやまちをなでつけ、すっかりお祓いをすますと、何とも清々しく風が涼しく感じられる
です。

六月三十日は古来「水無月の祓」といって、知らず知らずに犯してしまった罪や穢を祓い暑さ厳しい夏を元気にのりこえるように祈る神事が行われますので、是非、参加しましょう。
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