久里浜天神社は三浦半島の三市一町(横須賀市、三浦市、逗子市、葉山町)で唯一学問の神様である菅原道真公を祀る神社です。

京急久里浜駅から5分ぐらい歩くと久里浜天神社に着き、境内に目をやるとりっぱな願掛け撫で牛がありました。自分自身の体の痛いところ、治して欲しいところを撫でてから、牛の同じ箇所を撫でるそうです。



本殿でお参りした後、本殿の前に紙が置かれていたのでそれを見ると久里浜天神社社報「てんじんさま」でした。夏越の大祓(なごしのおおはらい)や天神様の豆知識などが掲載されており、毎月発行されているようです。

最後に入口の鳥居付近にある由緒が書かれた案内板を読みました。そこには、
 大阪の砂村新左衛門が幕府の許しを得て、久里浜中央部を流れる内川(今の平作川)入江一帯を開墾して一村を作ろうと新田開発の志を立てましたが、工事は容易ではありませんでした。

 そこで、郷里である摂津の国に祀られている福島天満宮の御祭神菅原道眞公の御分霊をこの地に祀ったのが久里浜天神社の始まりである
と書かれていました。

久里浜天神社が福島天満宮から勧請されたとは思いもしませんでした。大阪に出張した時には福島天満宮にも毎回立ち寄っているので、何かご縁を感じました。
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