紹介していませんでしたが、月刊誌致知6月号の特集は「人間におけるユーモアの研究」でした。その中で、スリランカ初期仏教長老であるアルボムッレ・スマナサーラさんの「お釈迦様のユーモアで心清らかに人生を歩む」という記事が掲載されています。

お釈迦様の説かれた真理はとても深くて難しい内容です。にもかかわらず、お釈迦様の話を聞きに大勢の人が集まってきたのは、ユーモアのなせる業でした。やさしく、楽しく、おもしろい語り口でお釈迦様は人気を博したのです。

お釈迦様がユーモアを使ってお話しされるのは、私たち人間の脳がご褒美がないと十分働かないからです。そして脳に必要なご褒美が喜びや楽しみなのです。脳は喜びを感じるとイキイキと活性化し、その状態で聞いたことはよく覚えるし、実践もしたくなるのです。
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