請求書の祈り
普段は全く寺社でお参りをせず、何か願い事がある時にだけ寺社へ行き、ご利益の請求書を出すように「○○を叶えて欲しい」とお願いする。
領収書の祈り
毎日寺社に行き、「今日一日、ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えるだけで、決してお願い事をしないお参りの仕方。
上記は少々極端な書き方かもしれませんが、それぞれの祈りの意味は大体このようなものです。ひろ氏は日本人の大多数は請求書のお祈りをしており、領収書のお祈りをするべきだと書いています。しかし、私には神仏にお願い事をすることがダメなこととは思えません。
インターネットで色々調べてみると、渡辺和子さんが著書「忘れかけていた大切なこと」の中で似たようなことを書いていました。(今はそれをGoogleブックのリンクから読むことができます。60ページ目から「領収書の信仰」が書かれています。)
請求書の祈りをした後、お願いしたことが実現した時は感謝の気持ちを伝えるのはもちろん、実現しなかった場合でも「私がお願いしたのは、欲しいものでした。でも神さま、あなたは私が必要としているものをくださったのですね。ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えるべきだと書いています。
こちらの方がしっくりくる人が多いと思います。請求書+領収書のお祈りですね。「○○を叶えて欲しい」とご利益の請求書を出し、それが実現しようがしまいが、感謝の領収書を出すお参りの仕方です。但し、「請求書」という言葉が気になります。もっと適切な言葉はないのでしょうか。(つづく)
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