月刊誌致知2009年7月号の特集は「人生をひらく」です。

人生をひらくとは心をひらくことである。心をひらかずに固く閉ざしている人に人生はひらかない。「ひらく」には、開拓する、耕すという意味もある。いかに上質な土壌もコンクリートのように固まっていては、よき種をまいても実りを得ることはできない。
心をひらき、心を耕す。人生をひらく第一の鍵である。

人生をひらいた人には共通の心構えがある。
・「物事を前向きに捉える」
  物事を後ろ向きに捉えて人生をひらいた人はいない。
・「素直」
  心にわだかまりがある人は人生を歪める。
・「感謝の念を忘れない」
  成功者は呪いたくなるような境遇をも、この境遇が自分を育ててくれると感謝している。
・「愚痴をいわない」
  自分が出したものは自分に返ってくる。宇宙の法則である。愚痴ばかり言っている人は、愚痴ばかりの人生になる。

心構えというのは、どんなに磨いても毎日ゼロになる能力である。毎朝歯を磨くように、心構えも毎朝磨き直さなければならない。人生をひらく第二の鍵である。

まごころを尽くしてすれば何事も成功するが、反対におごり高ぶる態度ですれば必ず失敗する。人生をひらく第三の鍵といえよう。
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