今年は信州善光寺御開帳に合わせて甲斐善光寺、元善光寺、祖父江善光寺東海別院、関善光寺、岐阜善光寺の六善光寺で同時に御開帳が行われます。よって、5月10日に東海三善光寺(岐阜善光寺、関善光寺、祖父江善光寺東海別院)を訪れました。

まずは岐阜善光寺です。信濃善光寺に祀られている善光寺御本佛は戦国時代、武田信玄により、甲斐に移されました。そして、武田家滅亡の後、織田信長により、岐阜に移されました。信長公没後、織田秀信は御本佛が安置されていた場所に稲葉善光寺堂を建立し、御分身をお祀りしました。
今回の岐阜善光寺の御開帳は戦後初となる御開帳で、多くの人にとって初めてその姿を直接拝観できる勝縁です。

ジャンボタクシーを降りるとすぐに回向柱が目に入りました。早速、御本尊とつながっている回向柱に触れ、御本尊とご縁を結びました。

手水舎に行くと、水掛・願掛不動尊が祀られており、杓文字(しゃもじ)がたくさん奉納されていました。本堂でお参りした後、堂内に入れるようになっていましたので、入堂しました。

入口にはお寺の方がおり、塗香(ずこう)を頂き、身体を清めました。塗香を頂く時は必ず左手で頂かなければなりません。右手を差し出した人は左手を出して下さいと言われていました。左手で頂く理由は、左手が不浄の手であると考えられており、まず左手から清める必要があるからです。手水舎で手を清める時、左手から清めるのも同じです。

岐阜善光寺のホームページには、
下記の時間(9:00 10:30 12:00 13:30 15:00 16:30)は特別内拝として、お勤めの後、ご本尊さまの直前まで進み、お姿を拝んでいただけます。
と書かれています。
我々が到着した時間はその時間とは違いましたが、クラブツーリズムの団体が特別内拝をしていましたので、その後に続いて、一緒に特別内拝をすることができました。この日は岐阜善光寺、関善光寺、祖父江善光寺東海別院を訪れましたが、善光寺式阿弥陀三尊像に関しては、岐阜善光寺の三尊像が一番良かったです。濃尾震災で本堂が焼失した際、当時のご住職が本尊像だけを背負って運び出して火災から守ったそうです。御本尊を間近で直接拝観でき、本当に有り難かったです。

堂内には本田善光夫妻、息子の善佑の三尊像も祀られていました。またお堂の一番右側にはとても個性的な仏像が安置されていました。出口から出る時、飴を頂きました。その時は気付きませんでしたが、後で頂いた飴を見ると阿弥陀如来の梵字が書かれていました。

岐阜善光寺では戒壇めぐりができないですが、素晴らしい御本尊を間近で拝観でき、良いお参りとなりました。


タグ