酒見寺は羅漢寺のすぐ近くにあります。というより、駅から普通に歩くと酒見寺の方に先に着きます。新西国霊場二十九番札所であり、播磨西国十六番札所でもあります。

まず最初に目に入る楼門はとても立派です。楼門から見える金堂と飾り灯篭の景色はとても絵になる風景でした。



楼門から境内に入り、金堂に向かって歩きますが、左右にいくつかのお堂があり、その中でも特に多宝塔が印象に残りました。



金堂で本尊の十一面観音様にお参りした後、金堂の隣にある鐘楼(しょうろう)を拝観しました。綺麗に彩色されており、こちらも見応えがありました。



また酒見寺は徳川家との関係が深いお寺なので、葵の御紋も見かけました。



このように色々な見所がある酒見寺ですが、境内に私以外誰もいないのが気になりました。お寺には静かな方が似合うお寺と賑やかな方が似合うお寺があると思いますが、私には酒見寺は賑やかな方が似合うお寺だと感じました。
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