受付で拝観料800円を払い、階段を上って三門の上層部に行きましたが、知恩院と場合と同じく、階段はなかなか急で登るのが大変でした。
上層部の入口から中に入り、内部を拝観してまず思ったことは「知恩院とそっくり」ということです。中心に三尊像が祀られ、それらを囲むように十六羅漢像が安置されていました。
しかし、説明を聞くと細部が違います。知恩院では三尊は、中央が釈迦牟尼仏像、向かって右が善財童子、左が須達長者でしたが、妙心寺では、中央が宝冠円通大士(観音菩薩)、向かって右が善財童子、左が月蓋長者でした。
天井などには知恩院と同じで、中央に大きな龍が描かれており、迦陵頻伽(かりょうびんが)、飛龍(ひりょう)、摩訶羅(まから)も描かれていました。
知恩院と妙心寺の三門の内部は似ていましたが、他のお寺はどうなのだろうという興味が出てきて、機会があれば、他のお寺の三門に登ってみたいです。
これで今回の京都寺社めぐりは終了しました。京都春季非公開文化財特別公開の寺院を中心に巡りましたが、どのお寺も印象深いお参りでした。秋にある非公開文化財特別公開が楽しみです。

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