「半世紀ぶりに還座」というキャッチコピーに惹かれて、大覚寺を訪れました。受付で拝観料を払い、境内を散策しました。建物と庭園だけを見ていると大覚寺は真言宗のお寺というよりも禅寺のような気がします。


大覚寺の入口です


禅寺のように感じる境内

境内を一通り散策した後、宝物館に行きました。中に入ると一番奥に今回の目玉である五大明王像が並んでいました。とても大きな像で、今まで見た五大明王像の中で一番大きいと思います。
金剛夜叉明王、降三世明王、不動明王、軍荼利明王、大威徳明王と拝観しましたが、大威徳明王が特に立派に感じました。案内を読むと、大威徳明王と軍荼利明王が鎌倉時代の作で、その他は室町時代の作だそうです。多分、最初は鎌倉時代に五体全て造られましたが、何らかの理由で三体は室町時代に造り直したのだと思います。

五大明王像はもう一組ありました。そちらは小さい像ですが、その分、造りはより精巧な気がしました。鎌倉時代の愛染明王坐像もあったのですが、若々しい男性的な感じを受け、良い仏像だと思いました。

仏像拝観の後は大沢池の周辺を散策しました。景色が良いので、歩いていても楽しかったです。


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