4月18日から5月6日まで、新緑遊行(あそび)と春の名宝展「東福寺のみほとけ」が開催されていますので、5月1日の最後は東福寺を訪れました。

受付で、特別名宝展(光明宝殿)、通天橋・開山堂、方丈八相庭園が拝観できる1500円の共通券を購入。通天橋・開山堂の拝観券が400円、方丈八相庭園の拝観券が400円なので、特別名宝展は700円(?)。少々お高い気がします。



特別名宝展では、禅寺ではあまり見かけない仏像がメインに展示されていました。仁天王立像は阿形が337cm、吽形が334cmもある大きなものでした。金剛力士像は左が阿形、右が吽形という珍しい配置だそうです。僧形坐像は左頬上にホクロがあるそうですが、よく分かりませんでした。伽藍神など道教神も珍しかったです。
図では、八相涅槃図が印象に残りました。八相涅槃図とは、入滅前後の八つの重大な場面から構成されるものです。涅槃にまつわる出来事を本などで読んでいましたので、興味深かったです。

次は、方丈八相庭園、そして、通天橋・開山堂を拝観。拝観して思ったことは、東福寺は仏像よりも自然の方が見応えがあるということです。東福寺は紅葉で有名ですが、新緑のモミジもとても綺麗でした。境内を散策していると、とても心地良かったです。

私が通天橋・開山堂の受付到着した時、外国人の方が
Where is Buddha?
と聞いており、受付の方が
本堂だから、main hall …
と言っていましたが、私的には
Where is Buddha?
と聞かれたら
In your heart
と答えて欲しかったです。




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