上層部の入口から中に入ると、中央のお釈迦様をはじめとした沢山の仏像が目に入り、とても荘厳な雰囲気でした。中央の釈迦牟尼仏像の向かって右に善財童子、左に須達長者が祀られており、今までに見たことがない三尊形式でした。また左右に8体、合計16体の羅漢像も祀られていました。
天井の中央にはりっぱな雲龍図が。これは、龍が水を司る神なので、火災除けの願いを込めているそうです。
天井などに極楽浄土を表現する様々なものが描かれていましたが、その中で、迦陵頻伽(かりょうびんが)が一番印象に残りました。上半身が人間で、下半身が鳥です。その声はお釈迦様の声と同じぐらい美しく、その声を聞けば、極楽浄土に行けるそうです。
今回、初めてお寺の三門に登りましたが、よく見る三門の中にあのような荘厳な世界があるとは思っていませんでした。お寺の三門に登るのが癖になりそうです。

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