読んだのは第142号で、タレントの清水國明さんが書かれた記事の一文が印象に残り、今も覚えています。それは以下のような文章です。
「だれかから物事を教わったときに、人は聞いた時点で3分の1を理解し、実際にやってみて更に3分の1を理解する。残り3分の1はというと、また別のだれかに教えるかどうかです。つまり、人に教えることで初めて、教わったことが自分のものになる。いざ教えてみると、自分が理解していなかったことに気づくことも往々にしてありますから。」
この部分を読んで、「まさにその通りだ」と思いました。例えば学生ならば、
(1) 学校の授業で先生から教えてもらった時点で、3分の1を理解する。
(2) 家に帰って参考書などで復習して、更に3分の1を理解する。
(3) だれかよく分かっていない人に教えることで、最後の3分の1を理解する。
となります。
学生だけではなく、サラリーマン、主婦すべてに応用できますね。(1), (2)までやる人は多いと思いますが、(3)も積極的にやりましょう。相手の為にもなり、自分の為にもなる良い行為です。できる人というのは、(3)までを自然に出来ている人ではないでしょうか。書きながら、そう感じました。
カテゴリ
タグ