(1) 吉凶は人により、日にあらず
徒然草で知られる吉田兼好の言葉です。
暦の吉凶によって人生が決められるものではありません。その人の心の持ち方によって吉凶は生まれるものです。ですから、信心もその人の心掛け次第で上昇(吉)もし、下降(凶)もするのです。
(2) 神道と云うのは人々日用の間にあり
江戸初期の伊勢の神道学者の言葉です。
神事ばかりが神道ではありません。神の道は人間の日常生活全般の中にあるのです。神の道は特殊な道ではなく、その日その日が神の道に適っているかどうか反省し精進するのが神道に生きる人の心構えです。
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どちらもその通りだと思う言葉です。
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