3月1日、不忍池弁天堂の初巳祭に参加した後、寛永寺を訪れました。寛永寺は今の上野公園を境内とする江戸を代表する大寺院でしたが、幕末の幕府軍と新政府軍との戦い(上野戦争)の戦場となり、根本中堂をはじめ、主なお堂は焼けてしまいました。現在ある根本中堂は川越喜多院の本地堂を移築したものです。

現在の寛永寺は上野公園の中心からは離れたところにあり、上野公園が沢山の人で賑わっていても、根本中堂の辺りは人がまばらです。写真では伝わらないかも知れませんが、根本中堂は歴史を感じさせる非常に良い建物です。以前は内部を拝観することができませんでしたが、今はできます。今月は15日と29日の13時から15時までが根本中堂特別参拝日です。一度、特別参拝の日に訪れてみたいです。


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